大阪利器製造株式会社は、1960年代に世界で初めて、工業用刃物にステライトを使用しました。
それ以来、様々な形状の刃物および部品を製作し続け、お客様より高い評価を頂いております。
主成分のコバルトに30%程度のクロム、4~15%のタングステンを成分にした合金で、高硬度・耐摩耗性・耐食性に優れ、長期に渡って品質を保つ事が出来るという特性があります。
高い硬度と優れた耐摩耗性・耐食性を併せ持つ合金は他にはなく、バナジウムやモリブデンを加えたものなど配合される成分の違いによって高い耐熱性を発揮するため、飛行機や船舶などのエンジン部品にも使用されております。
ステライトは、摩耗が進んだ部位への肉盛り補修にも用いることができ、新たな機器を製作するよりもコストダウンが可能です。
*当社におきましては複数社の当合金を使用しているため、総称してステライトと表現させていただいております。
ステライト溶着の技術は、非常に難易度が高く、一人前の職人になるには10年を要すると言われております。
熟練の職人技を要するステライト溶着に関しては、60年にわたって培ってきた当社の高い技術力を、ぜひお試しください
ベースとなる台金とステライト棒を溶融する溶接法で、加熱する部分が少ない為、短時間での溶着が可能です。
プラズマアークを発生させ、超高温で溶着する方法です。
粉末状のステライトを使用する為、効率の良い溶接が可能です。